2025年度省エネ大賞（主催：一般財団法人省エネルギーセンター、後援：経済産業省）において、マツダ株式会社（以下、マツダ）の「鋳造用砂型軽量化による砂焙焼炉省エネ活動」が、「審査委員会特別賞（省エネ事例部門）」を受賞しました。

「省エネ大賞」は、優れた省エネ活動事例や技術開発などによる先進型省エネ製品などに対し、省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進などに寄与することを目的として、広く優秀な事例を表彰する制度です。

今回、「審査委員会特別賞（省エネ事例部門）」を受賞した「鋳造用砂型軽量化による砂焙焼炉省エネ活動」は、鋳造で作られるエンジン部品「アルミシリンダヘッド」の砂型再利用で必要となるエネルギー低減の取り組みです。砂型外側の不要箇所削減により2013年度比で約3.6％を軽量化し、砂の再利用のための焙焼で必要な都市ガスを年間原油換算で17.7kL削減しました。さらに対象となる砂型の割合を拡大するなど、省エネの取り組みを進めている事例です。

■受賞概要

マツダは、「省エネルギーの取り組み」、「再生可能エネルギーの導入」、「カーボンニュートラル（以下、CN）燃料の導入等」の三本柱の取り組みを通じて、パートナー企業や地域と共に、2035年のグローバル自社工場でのCN、および2050年のサプライチェーン全体でのCNに向けて挑戦を進め、豊かな社会づくりに貢献してまいります。

【ご参考】

■マツダ、カーボンニュートラル実現に向けたロードマップをアップデート　ニュースリリース

https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2025/202509/250930a.html

■「マツダ統合報告書2025」を発行　ニュースリリース

https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2025/202510/251031b.html

■一般財団法人 省エネルギーセンター 「省エネ大賞」ウェブサイト

https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html